2025.6.

エコツアーの販売を開始いたしました!

 福山ツーリスト株式会社(旅行企画・実施)との協働により、瀬戸内海エコツーリズム協議会企画のエコツアーを「瀬戸内ツーリズム」ブランドで販売する運びとなりました。竹原、大崎上島、宮島にて5つのエコツアーをご用意しております。
竹原でのエコツアーは、観光庁再始動事業で造成したエコツアーをベースとしています。

2025.4.2

2025年の「海でつながるアートウォーク」でも障壁画作品が展示されます!

海でつながるアートウォークは、「みたらいアートウォーク」を前身とし、瀬戸内海でつながる地域(御手洗/呉、竹原、大崎上島)をまたいで開催されるアートイベントです。美しい瀬戸内の海や自然のなかで、多様なアートをお楽しみください!

開催期間:2025年4月26日(土)~5月6日(火・祝)10:00~16:00
※平日はお休み。開催日はイベントで異なります。

障壁画作品展示会場(たけはら町並み保存地区)

  • 有田大貴 竹原波涛図 (頼惟清旧宅)
  • 大平由香理 竹原神明図 (旧上吉井家住宅)
  • 松本和子 祝福の小径 (旧上吉井家住宅)


海でつながるアートウォーク公式HP 

2024.10.26-27

障壁画プロジェクトで制作された作品が「憧憬の路」で展示されます

 

2024年10月26日(土)、27日(日) の2日間、 たけはら町並み保存地区周辺で開催される「第20回 たけはら憧憬の路 ~町並み竹灯り~」 にて、障壁画作品が展示されます。 


このイベントでは、たけはら町並み保存地区を中心に竹灯りによるライトアップが行われ、ライブイベントも開催されます。

また、20回目を数える今年は2日目の27日(日)に約70発の花火が打ち上げられます。

やわらかな竹灯りが照らす夜の町並みの中、 

アート展示をお楽しみください。

会場:

  • 旧松阪家住宅/竹原市重要文化財 (有田氏屏風絵、松本氏屏風絵)入場料300円( 18歳以下・市内の75歳以上無料 )
  • 旧上吉井家住宅/期間中特別公開(大平氏襖絵)入場料無料


詳しくはこちらから

 
2024.4.27 

障壁画プロジェクトで制作された作品が「海でつながるアートウォーク」で展示中です! 

海でつながるアートウォーク
日程:2024年4月27日(土)~5月6日(月)
場所:呉市、御手洗、大崎上島、竹原のアートスペース

障壁画プロジェクトで制作して戴いた3点の障壁画が「海でつながるアートウォーク」で展示されています。
プロジェクトを経て当協議会から竹原市に寄贈した障壁画が、地域を活性化させるイベントの中で再度展示されることとなり、大変ありがたく思っております。
みなさま、ぜひご来場ください! 


2024.2.28~3.14 

障壁画プロジェクト「障壁画完成披露展」を開催しました

「障壁画プロジェクト」で3名の若手アーティストに滞在制作して戴いた障壁画を、たけはら町並み保存地区(伝統的建造物群保存地区)内の旧上吉井家住宅および旧松阪家住宅において展示し、「障壁画完成披露展」を開催しました。会期中、たけはら町並み保存地区では「雛巡り」のイベントが開催されていたこと、また、広島テレビ、RCCラジオ、中国新聞といったメディアによって広報して戴いたことが功を奏し、国内外4420名の方々にご鑑賞いただくことができました(プレ・オープン期間2月21日~26日の来場者数を含む。会場の一つである旧上吉井家住宅にてカウント)。

  • 「障壁画完成披露展」は公益財団法人花王 芸術・科学財団、公益財団法人エネルギア文化・スポーツ財団の助成により実施されました。
  • VOICE Gallery「AMeet 」EVENT REPORTにご掲載戴きました。

2024.2.28 

障壁画完成披露展を開催致します


瀬戸内海エコツーリズム協議会では、本プロジェクトの集大成として、たけはら町並み保存地区において障壁画完成披露展を開催いたします。 3名のアーティストの方々が竹原の自然と文化に着想を得て制作して下さった作品は同地区の歴史的建造物において展示されます。歴史的建造物の中、新たな障壁画作品によって創出された「もてなしの空間」にお越しください。
期間中、たけはら町並み保存地区では「雛めぐり」を実施中です。この機会に、様々な時代に作られた美しいお雛様もご覧いただけます。

日 程:  2024年2月28日(水)~3月14日(木)10:00~16:00
(期間中無休、入場は15:30まで) 
会 場: たけはら町並み保存地区(〒725-0022 広島県竹原市本町3)

  • 本展 プレ・オープンイベント は2024年2月21日~26日に開催いたしました(この期間中、有田氏の屏風絵はNIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町レストラン棟に展示)。


  • 藤井酒造酒蔵交流館、NIPPONIA HOTEL竹原製塩町レストラン棟においては、3人のアーティストの過去作品を展示中です。あわせてご覧戴けましたら幸いです。


  • 本展は、公益財団法人花王 芸術・科学財団、公益財団法人エネルギア文化・スポーツ財団の助成により実施いたします。 

竹原波涛図 

有田大貴 


旧松阪家住宅/竹原市重要文化財 入場料300円( 18歳以下・市内の75歳以上無料 )

竹原神明図 

大平由香理 


旧上吉井家住宅/期間中特別公開入場料無料

祝福の小径 

松本 和子 


旧松阪家住宅/竹原市重要文化財 入場料300円( 18歳以下・市内の75歳以上無料 )

展示会場


旧松阪家住宅(竹原市重要文化財)

塩田の釜屋(塩水を煮詰める施設)の燃料となる薪・石炭問屋を営んだ商家の邸宅であり、波打つ大屋根や塗り込めた菱形格子が特徴的な建築。主屋の建築時期は文政期とされ、明治12年(1879年)に現在の姿に改築された。当時の当主である松阪昭二は、書画や儒学に親しんだ文化人であり、随所に施された中国風の装飾にその趣向が表されている。
(参考 竹原市教育委員会発行「竹原案内」)




旧上吉井家住宅(期間中特別公開)

上吉井家(屋号「上米屋」)は、江戸時代に吉井家から分家して設立され、塩田経営や酒造業を行っていた。現在の建物は明治4年(1871年)に建てられ、明治7年に下市郵便取扱書となり、明治18年に初代竹原郵便局となった。
(参考 竹原市平成27年度資料)

2024.2.22~2.23 

障壁画プロジェクト  後期エコツアーを実施しました

 「障壁画プロジェクト」では、観光庁観光再始動事業の一環として、アートを核とし竹原の自然と文化に親しむエコツアーを前後期(前期2月1日~6日のうち1泊2日、後期2月21日~26日のうち1泊2日)にわたり企画、2月22日~23日に後期行程を実施しました。

完成作品はプレ・オープンイベントとして先行展示。大平氏の襖絵は旧上吉井家住宅(期間内特別公開)に、松本市の屏風は旧松阪家住宅(竹原市重要文化財)にそれぞれ展示しました。有田氏の屏風作品はNIPONIA HOTELレストラン棟に展示され「もてなしの空間」が創出されました。 

2024.2.19 

障壁画プロジェクト  障壁画が完成しました!!

観光庁観光再始動事業の一環として、審査により選出された3名の若手アーティストに滞在制作して戴いた障壁画が完成いたしました!

竹原波涛図 Takehara Waves

有田大貴 Taiki Arita

竹原神明図 Takehara Guardian Deities 

大平由香理 Yukari Ohira

祝福の小径 The Blessing Road

松本 和子 Kazuko Matsumoto 

2024.2.7~2.18 

障壁画プロジェクト  作品制作中の交流

障壁画作品制作中には、連携先の方々をはじめとして、地域の方々にもアーティストの方々と交流して戴くことができました。町並み保存地区は、重要伝統的建築物群保存地区でありながら、現在でも建物の70%に住民の方が居住しておられる場所であることから、同地区内在住の方々や、道の駅の方々、エコツアーで案内をして下さったたけはら観光ガイド会の方々、地区内で飲食店を営まれている方々等プロジェクトを通して知り合いになった方々も、制作場所である町並み保存センターを訪れて下さいました。
竹原市長、竹原市教育長にもアーティストの方々と交流して戴くことができ、また、竹原中学校美術部のみなさまは、日曜日にも関わらず町並み保存センターを訪れて下さいました。

2024.2.1~2.2 

障壁画プロジェクト  前期エコツアーを実施しました

観光庁観光再始動事業の一環として、アートを核とし竹原の自然と文化に親しむエコツアーを前後期(前期2月1日~6日のうち1泊2日、後期2月21日~26日のうち1泊2日)にわたり企画、2月1日~2日に前期行程を実施しました。
 
ツアー1日目
 

まちあるき

まちあるきでは、竹原の町の歴史や文化、それを育んできた自然について、現地ガイドの方に解説して戴きました。

参加者の皆様には、竹原の美しい町並みを堪能して戴いただけでなく、製塩や酒造等で財を成した「浜旦那(はまだんな)」達の歴史を含め、町並みの成り立ちについても知って戴くことができました。 

オープン・スタジオ

制作の過程もまたアートの一部であるという観点から「オープン・スタジオ」を開催し、参加者の方々に、障壁画制作中のアーティストおよび美術の専門家(3名の審査委員が交代で参加)と交流して戴きました。
 

和塩のフルコースディナー/NIPPONIA HOTEL竹原製塩町での宿泊

まちあるきとオープン・スタジオ見学の後は、NIPPONIA HOTEL竹原製塩町(写真中央)において「和塩のフルコース・ディナー(写真左)」をお召し上がり戴き、古民家をリノベ・再生させた同ホテルにてご宿泊いただきました。

「和塩のフルコース・ディナー」は、前菜からデザートに至るまで、メニューのすべてに竹原の和塩を使用したもので、竹原の製塩の歴史に着想を得たものとなっています。また、ディナーの締めには、文化庁100年フードであり竹原のおもてなし料理である魚飯(ぎょはん、写真右)も召し上がって戴きました。

同ホテルは、「アルベルゴ・ディフーゾ」のコンセプトに基づいたホテルであり、町の中に散在するいくつかの古い建物を宿泊施設としてリノベーションし、それぞれの建物にフロント、客室、レストランなどの役割を持たせ、町全体がホテルの機能を担うこと、また、ゲストが町を回遊し地域の人々との交流が生み出されることにより、地域活性化へと繋げることを目的としています。

ツアー2日目


酒蔵体験

2日目の午前中は、藤井酒造株式会社において酒蔵体験を実施しました。酒蔵体験では、特別な体験の提供として同社の第5代目当主藤井氏が、広島独自の「軟水醸造法」、竹原における同社の酒造りの歴史、および同社における純米・完全発酵・生酛造りによる酒造りの工程について説明して下さり、現地にて実際の工程や酒の発酵の様子を見学させて戴きました。試飲では、特別なしつらえを行った酒蔵内のお座敷でお庭を見て戴きながら、様々な日本酒の酒器で温度を変えて同社のブランド酒「龍勢(りゅうせい、G7広島サミットの乾杯酒にも採用)」が提供され、最適な肴も楽しんで戴きました。

作陶体験

午後は、ツアーで体験して戴いた思い出を形にしていただくということで、陶工房風土にて、SETOUCHI Blueの酒器と手塩皿を作陶して戴きました。ブルーをテーマにしたのは、瀬戸内のテーマカラーであるだけでなく、竹原の町並みの中で多くみられる青い壁の色を想起するためでもあります。器の形としては、竹原の町が、製塩業や酒造業で栄えたこと、また今でも手作りの塩が地域の方々によって作られ続けていること、町並み保存地区内に現在でも2つの酒蔵会社(藤井酒造と竹鶴酒造)があることを反映しました。 


2024.1.16 

障壁画プロジェクト  障壁画の制作がスタートします!


公募により選出された3名のアーティスト(有田大貴氏、大平由香里氏、松本和子氏)による障壁画の制作のため、町並み保存センター2階に、特注した屏風と襖が搬入され、制作スタジオとしての設営が行われました。竹原の自然と文化に着想を得た作品がいよいよ制作されます。
襖と屏風の制作にあたっては、金沢屋(竹原店)にご協力を戴きました。

 
2023.11 

障壁画プロジェクトのエコツアーを実施いたします

アート、歴史、自然、文化が好きな方に特別な体験を

本プロジェクトにおける障壁画作品の制作を通じて、若手アーティストを支援し、アーティストや美術の専門家とビジターの方々との交流を深め、さらには地域活性化につなげることを目的に、観光庁「観光再始動事業」の一環として2種類のエコツアーを実施します。

エコツアーでは、ビジターの方々に作品の制作過程をご覧いただいたり、障壁画により創出される「もてなしの空間」を体験していただく機会を提供いたします。
また、本エコツアーは、地域の自然資源や文化資源を保全し持続可能に利用するものであり、SDGsの目標(8、9、11、14、15、17)とも一致しています。

ツアーの詳しい内容については本ホームページ「エコツアー」から、お問合せ・お申込みは、福山ツーリストのお問合せページお申込みページをご覧ください。多くの皆様からのご参加をお待ちしております!

  • 本エコツアーは観光庁観光再始動事業の一環として実施されます。

ツアーA(前期日程:1泊2日) 

「オープン・スタジオ」で障壁画を制作する若手アーティストや美術の専門家と交流


日程: 2024年2月1日(木)~2月2日(金)、2月2日(金)~2月3日(土)、2月3日(土)~2月4日(日)、2月4日(日)~2月5日(月)、2月5日(月)~2月6日(火)からお選びください。

オープン・スタジオ

現代美術における「制作過程もまたアートの一環である」という観点から、ツアーA(前期日程)では「オープン・スタジオ」で障壁画の制作過程を公開します。ツアーAでは、公募で選出され障壁画を制作する3名の若手アーティストや、美術の専門家(美術館学芸員、アーティスト、アート・プロデューサー)と交流して戴けます。
オープン・スタジオは竹原町並み保存地区内の建物で開催されます。

1日目: 
13:00 NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町 フロント・レストラン棟前集合(〒725-0022 広島県竹原市本町1-4-16) 
竹原町並み保存地区を散策 
若手アーティストが障壁画を制作する「オープン・スタジオ」にお越しください 
17:00 NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町にチェックイン 
17:30以降 和塩フルコース・ディナーをお楽しみください 
宿泊:NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町(スイートルームまたはメゾネットルームにご宿泊) 

2日目: 
7:30 NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町にて朝食 
9:00 藤井酒造株式会社訪問 試飲と酒蔵体験 
11:30 藤井酒造にて、日本酒の仕込み水で作られたお蕎麦のご昼食 
12:30 藤井酒造ギフトショップでのお買い物 
13:30陶工房風土でSETOUCHI Blueの酒器・手塩皿の作陶体験 
16:30 解散 

ツアーB(後期日程:1泊2日)

竹原町並み保存地区の歴史的建造物において障壁画が創出する「もてなしの空間」を訪ねる


日程: 2024年2月21日(水)~2月22日(木)、2月22日(木)~2月23日(金)、2月23日(金)~2月24日(土)、2月24日(土)~2月25日(日)、2月25日(日)~2024年2月26日(月)からお選びください。

「もてなしの空間」

ツアーB(後期日程)では、完成直後の障壁画を竹原町並み保存地区にあるNIPPONIA HOTEL竹原 製塩町等の歴史的建造物に展示します。竹原の自然、歴史、文化、風景から着想を得た障壁画により創出される「もてなしの空間」をお楽しみください。
障壁画は平安時代の寝殿造や室町時代の書院造とともに発展し、安土桃山時代以降、城郭建築や寺院建築にも用いられました。当初、襖は部屋を仕切るためのものでしたが、その後、権威を象徴する豪壮華麗な障壁画や、客人を迎える書院を飾るための美しい障壁画が描かれるようになりました。 また、滞在に対する感謝のしるしとして寺院等に障壁画を描いた絵師もいます。障壁画は生活を営む建造物の室空間を場として成立してきたといえます。
障壁画プロジェクトは、こうした歴史上のエピソードをもとに「温故知新」を試みるものです。 若手アーティストたちが生み出すアート作品が、歴史的建造物に新たな息吹を吹き込みます。

(参考)旺文社日本史事典 三訂版、デジタル大辞泉、山川 日本史小辞典 改訂新版、 
世界大百科事典 第2版 

1日目: 
13:00 NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町 フロント・レストラン棟前集合(〒725-0022 広島県竹原市本町1-4-16) 
竹原町並み保存地区を散策 
竹原町並み保存地区の歴史的建造物において障壁画が創出する「もてなしの空間」にお越しください 
17:00 NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町にチェックイン 
17:30以降 和塩フルコース・ディナーをお楽しみください 
宿泊:NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町(スイートルームまたはメゾネットルームにご宿泊) 

2日目: 
7:30 NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町にて朝食 
9:00 藤井酒造株式会社訪問 試飲と酒蔵体験 
11:30 藤井酒造にて、日本酒の仕込み水で作られたお蕎麦のご昼食 
12:30 藤井酒造ギフトショップでのお買い物 
13:30陶工房風土でSETOUCHI Blueの酒器・手塩皿の作陶体験 
16:30 解散 

2023.11. 

障壁画プロジェクト 3名のアーティストが選出されました!

全国から応募のあったアーティストについて、地域ステークホルダーの方々(竹原市 藤井酒造株式会社 陶工房風土 NIPPONIA HOTEL竹原製塩町)に一次審査を実施して戴いた後、審査委員(森美術館シニア・キュレーター近藤健一氏、アーティスト横谷奈歩氏、アート・プロデューサー鳥本健太氏)によるアーティストの最終選考が行われ、竹原の自然と文化を反映した障壁画を制作する3人のアーティストが選出されました! 3名のアーティストのみなさまには、2024年1月16日から広島県竹原市にて約1ヶ月の滞在制作を実施して戴きます。

有田大貴(アリタ タイキ)

 

2011年 米国アラバマ州立ジャクソンビル大学芸術学部グラフィックデザイン学科卒業。自身のルーツである広島、海、そして音楽を主要なテーマとしながら、抽象的な絵画表現を中心に活動。近作では、地元の瀬戸内海をテーマにした絵画やインスタレーションも発表している。ドイツ、英国、岡山で滞在制作。

大平 由香理(オオヒラ ユカリ) 

 

2013年 東北芸術工科大学大学院 日本画研究領域修了/学長奨励賞受賞。2016年斉藤清美術館にて公開滞在制作・同 美術館収蔵。2019年 VOCA 展 (上野の森美術館) 、2021年 第 8 回東山魁夷記念日経日本画大賞展入選。2023年 大平由香理個展「波をつなぐ」(つなぎ美術館)を開催。

松本 和子(マツモト カズコ)

 

京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻壁画修了。2015年 「2015 京展」京展賞、2018年 京都府新鋭選抜展NHK 京都放送局賞、朝日新聞社賞(2017)受賞。2020年 嚆矢祭-其之百六-松本和子展 signal(大雅堂・京都)を開催。古典技法であるフレスコ画を扱い、現代的な壁画の在り方を探る。

2023.8

障壁画プロジェクトのアーティスト公募を開始します

募集内容
竹原の自然・歴史・文化・風土・景観などを活かした障壁画の滞在制作を行って戴く アーティストの方お三方を募集いたします。

対象
・ 応募時点で39歳以下の若手アーティストの方( 美術大学・芸術大学または大学院、美術系専門学校で学ぶ学生の方を含みます。 国籍は問いません。)
・ 日本国内在住の方 (海外在住の方のご応募も歓迎いたしますが、主催者側の負担は国内旅費のみとなります。)
・ 分野は日本画に限定されませんので、様々な分野からご応募下さい。

募集期間
2023年8月28日(月) ▶ 2023年10月16日(月)19:00

審査
竹原市のステークホルダーで構成された作業部会による一次審査を行います。
その後、美術関係者等で構成された審査委員会が審査を行い、障壁画を制作して いただくアーティストの方々3名を選出します。
選出された3名のアーティストの方々には結果を直接通知いたします。

発表
障壁画プロジェクトWebサイト、専門誌などに掲載予定

応募料
無料

制作期間・場所
2024 年 1 月 15 日(月)~2 月 19 日(月)(障壁画完成披露展までの期間)
制作場所は広島県竹原市たけはら町並み保存地区内施設、滞在場所は竹原のビジネスホテルをご用意いたします。
滞在期間は障壁画完成披露展が実施されている 2 月 29 日(木)までとなります。

制作内容
竹原の自然・歴史・文化・風土・景観などを活かした襖絵4枚または屏風絵4曲1隻を
お一人で約1か月間の期間内に仕上げて戴きます。
最終的にはお三方で合計12枚の障壁画(襖絵/屏風絵)が完成されることとなります。

スケジュール

  • 募集期間      2023年8月28日(月) ▶ 2023年10月16日(月)19:00 締切り
  • 一次審査      2023年10月中旬~下旬
  • 審査委員会による最終選考      2023年10月下旬
  • 審査結果の通知      2023年11月上旬
  • 竹原について知って戴くための事前研修(エコツアー、2~3日間)2024年1月中旬
  • 制作期間 2024 年 1 月 15 日(月)~2 月 19 日(月) 

  制作期間は、障壁画完成披露展までの期間となります。

  • 滞在期間 2024 年 1 月 15 日(月)~2 月 29 日(木)

 滞在期間は障壁画完成披露展が実施されている 2 月 29 日(木)までとなります。

● オープン・スタジオ      2024年2月1日(木)~6日(火)
 制作期間中に、キュレーター、アーティスト、アートプロデューサーによるディレクションを受けていただき、制作過程を外部の方々に公開いたします。
 期間内には、海外からのツーリストの方がオープン・スタジオ見学に来られる可能性もございます。アーティストの方々と美術ファンの方々が交流して戴く機会となります。(適宜通訳あり)

● 完成した障壁画の限定公開      2024年2月21日(水)~26日(月)
完成披露展に先んじて、海外からのツーリストの方等を対象に、限定的に障壁画を「たけはら町並み保存地区」内に所在する市重要文化財建築等を含む歴史的建造物において公開いたします。

● 障壁画完成披露展        2024年 2 月27日(火)~3月14日(木)(予定)
限定公開に引き続き、一般の方々への公開を目的とした「障壁画完成披露展」を開催いたします。


滞在制作費・経費
制作費として、おひとり40万円をお支払いいたします。
制作費の他に、上記エコツアーに関する旅費・宿泊費、滞在制作期間内の居住地(※)←→竹原の往復交通費、画材代(おひとり10万円上限)、日当、日用品等送付代を、本プロジェクトが負担いたします。
※国内居住地となります。海外在住の方の場合は、国内旅費のみ本プロジェクトにてお支払いいたします。

過去作品の展示の場の提供
若手アーティストの方の過去作品についても、町並み保存地区内の藤井酒造酒蔵交流館、 NIPPONIA HOTEL竹原製塩町等で展示していただく予定です。

制作していただいた障壁画について
障壁画の著作権はアーティストの方に帰属します。
制作して戴いた障壁画に関しては、竹原市(予定)に寄贈をお願いいたします。

注意事項
制作していただいた障壁画については、本プロジェクトの運営側が以下の権利を有するものとし、これに応じた利用を無償で行うことを、予め承諾していただくものとします。
①障壁画プロジェクトWebサイト、専門誌などへの掲載
②障壁画プロジェクトWebサイト、専門誌などを含む選考結果の各種媒体へのリリース
③竹原市町並み保存地区内外における作品の展示
④制作いただく障壁画は、第三者の著作権その他の権利(及びこれらに準ずるもの)に抵触、侵害するものではないこととし、万一そのような問題が生じた場合には、応募者自身の責任と負担で対処していただき、本プロジェクトの主催者および共催者は一切関知致しません。

個人情報の取扱について
ご応募いただいた個人情報は障壁画プロジェクト事務局が厳重に管理し、本事業以外の目的で使用することはありません。 


応募方法 

1.以下のボタンから応募用紙(PPTまたはWord)をダウンロードしてください。

2.応募用紙をご準備ください。
応募用紙に必要事項を記載の上、ご自身の過去作品の写真(10枚~20枚)を貼り付け、PDFファイルとして保存してください。
●応募用紙はPPTとWordの2通りがございます。入力の際にはどちらをお使いいただいても結構ですが、提出の際にはPDFとして保存したものをお送りください。
● PDF化していただいた「応募用紙」の容量は20MBまででお願いいたします。 

3.応募用紙の送信
PDFファイルとして保存していただいた「応募用紙」を添付書類とし、「[email protected]」までご応募ください。
・ご応募の際には、メールのタイトルに「障壁画プロジェクト応募」とご記載下さい。
・2023年10月16日(月)19時までにご応募をお願いいたします。

 
2023.8.21 

観光庁「観光再始動」事業のプロジェクト・サイトとしてTravelholicのヒョン・グミンさんが竹原を取材されました 


7月中旬、障壁画プロジェクト始動に先駆けて、Travelholicのヒョン・グミンさん(インフルエンサー)が竹原を取材されました。ヒョンさんが竹原で体験されたコンテンツは、7月25日にソウルで開催された日韓観光セミナー「Discover Japan’s New Treasures!」 で発表され、竹原の魅力を発信していただくことができました。

 
2023.8.21 

ホームページを開設いたしました! 


ホームページを開設いたしました。
これから少しずつコンテンツを追加していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会

〒734-0013 広島県広島市南区出島1-11-14
TEL: 082-259-3371 FAX: 082-259-3372
 [email protected]

©Setonaikai Ecotourism Association. All Rights Reserved.